定年後の破産
2012年 1月15日 掲載
高齢社会をどう生きぬか。
超高齢化社会
推計によれば、2050年には日本は2.5人に1人が65歳以上という。
何を意味するのか。
今の社会保障制度は働く現役世代が高齢者を支えている。
そんな感覚はないのが実感だが、制度上はそうなっている。
つまり、現役世代が減れば国の歳入は減り社会保障費に回すお金がなくなる。
高齢者が増えれば社会保障費は増大。
だから年金の支給開始年齢を段階的に上げているのだ。
65歳からの年金受給
60歳定年で65歳まで再雇用されたとしよう。
しかしだ・・・。
再雇用された時の給与は大幅に下がる。
退職金の収入は一時的に急増するが、収入が支出を上回ることはなく、
あとは預貯金を食いつぶしていくしかない。
毎月4万円の赤字
総務省の家計調査(2010年)によると、退職後の世帯は平均で毎月4万円余りを貯蓄から取り崩しているとされる。
そのまま赤字が続いたら・・・。
先を考え今何ができるかを真剣に考えなくてはいけない。
できることはあるはずだ。