めちゃめちゃかっこいいぜ!
2010年 2月17日 掲載
雑草魂
彼は決してエリートではなかった。
長島圭一郎選手。バンクーバー冬季オリンピック、スピードスケート500メートル銀メダル。
彼は言った。
「勝ちたい。そのためにスケートをやっている。」
「おれは勝負にこだわる。」
反骨精神でここまではいあがってきた。
中学、高校とスケートをしていたが、
大学進学後はマージャンや酒の方が楽しくなったと言う。
変わるきっかけは、大学3年時の大会で加藤選手らに大敗したことだ。
涙を流し彼は悔しがった。
挫折が彼の原動力
さらに挫折が彼を襲う。
トリノ五輪での大敗。
恥ずかしくて死にたくなり、会社にも行きたくない。
自分の力の無さにもうスケートを辞めることさえも考えていた。
それでも彼は負けなかった。
彼はこうも言っている。
「僕には根性しかないですから。」
1回目6位からの逆転メダル。
雑草魂が彼を支えているにちがいない。