「もっと休む」
2010年 1月 8日 掲載
「もっと働く」ではなく、「もっと休む」
今年、夏休みやゴールデンウィークをずらして休む実験を全国数か所の自治体で実験を行うと観光庁が発表。
休みが分散すれば渋滞は減り、ホテルや飛行機も安く利用できるというのが狙いらしい。
ふむふむ。賛成である。
日本の長期休暇はなぜ全国一律なのか不思議に思っていた。
フランスでは、学校の冬休みと春休みをずらして取得しており、ドイツでは州ごとに夏休みの時期が違う。そして、休暇時期をずらすことによりサービス産業が成長し、雇用も拡大、経済回復に大きく貢献したという。
経済波及効果15兆6300億円
財団法人日本生産性本部によると、休暇取得率が100%になった場合、レジャー産業か活性化され、経済波及効果は15兆6300億円にのぼると試算する。 187.5万人の雇用が生まれ、現在の完全失業の役半分が解消できるという。意識改革
日本のサラリーマンは、みんなが働いているときに休みにくいとの指摘もある。ごもっとも。
だが、しかし・・・
むかしながらの考えから脱却し、
新しい価値観を生み出していかなくてはいけない時期に今現在きているのではないだろうか。
みんなが働いているときに普通に休める環境を、これを機に考えてみたい。
- 有給休暇
- フランス・・・30日
ドイツ・・・24日以上
英国・・・20日
米国・・・17?18日
日本・・・最低10日 - 年休取得率
- フランス・・・ほぼ100%
ドイツ・・・ほぼ100%
英国・・・ほぼ100%
米国・・・70?80%
日本・・・47.4%